脳内出血はなぜ危険なのか|脳動静脈奇形などの危険な病気の治療法を知りましょう|avm.info
脳みそ

脳内出血を起こす脳動静脈奇形などの病気

脳内出血はなぜ危険なのか

看護師

脳内出血は命にかかわる危険な病気です

脳内出血とは、脳の中を通っている血管が破裂して、脳内に血液があふれてしまう病気です。あふれた血液が脳を圧迫することで、重大な症状を引き起こします。初期症状として吐き気やめまいを引き起こし、さらに進むと体の半分が麻痺したり、ろれつが回らないようになります。そして症状に気付かず放置していれば、命の危険もある症状です。

どのような要因で発生するのか

脳内出血が起きる原因は、主に三つあります。一つめの原因は、転倒などによって頭を打ち付けることで起きる外傷によって、血管が切れることです。二つめの原因は、血圧が高くなることで引き起こされる動脈硬化で引き起こされるものです。三つめの原因は、エイズなど血液の疾患によって起きる症状です。そして四つ目の原因として、脳内で起きる先天性の病気が主な原因となります。

脳内出血を起こす主な病気

脳内出血を起こす病気は、動脈硬化や血液の疾患などをのぞいて、先天性のもの、つまり生まれつき持っている病気であることがほとんどです。代表例として、遺伝子のタンパク質の働きで起きる「海綿状血管腫」や、遺伝的な要因で発生すると考えられている「もやもや病」があります。そして先天性の病気の中でも特に危険な病気が「脳動静脈奇形」です。

脳動静脈奇形はどのような病気か

脳動静脈奇形は、胎児のときに脳内で枝分かれしているはずの血管が、結合したままになってしまっている病気です。血管には、高い血流に耐える動脈から毛細血管へと別れ、そして集まった毛細血管が静脈を形成します。しかし、脳動静脈奇形では毛細血管が直接動脈と静脈をつないでしまい、高い血流が直接流れ、出血しまうのです。

脳の病気に関する疑問

脳内出血の原因で一番多い病気は何ですか?

脳内出血を引き起こす病気で一番多い例は、高血圧による動脈硬化です。資質や糖分を過剰摂取しやすく、運動不足になりがちば現代の日本では、特に数が多い病気です。近年では血流をコントロールする薬の開発が進んでいるので、早期発見できれば、比較的軽度で済むこともあります。

なぜ脳動静脈奇形は特に危険なのですか?

症例が多い動脈硬化では、血流のコントロールや、生活習慣の改善で処置できます。しかし、先天性の病気は血管自体の問題なので、これらの対処が効きません。特に脳動静脈奇形は発見が遅れやすく、若いうちに発症しやすいので危険が大きいのです。

脳内出血には後遺症が残りますか?

はい、残念ながら残ることが多いです。一度出血が起きてしまうと、脳の修復は難しいため、まったく後遺症がないということは困難です。しかし、比較的早期に発見して処置できれば、日常生活に支障がない程度に食い止めることができます。

脳内出血が起きる年齢はいつ頃が多いのですか?

動脈硬化の場合、血圧が上がりやすい中高年頃に起こりやすいです。しかし、若年層であっても発症することはあるため、つねに生活習慣に気を付ける必要があります。また、先天性の病気の場合は若年層であっても関係ないため、早期発見が必要です。

脳出血はどのように見つけるのですか?

脳内の病気は、ほとんどCT検査によって発見されます。特にすでに脳内出血が起こっている場合は、頭痛や麻痺などの分かりやすい症状が起きてから、検査を受けて発見されることが大半です。また脳動静脈奇形などの病気では、さらにMRI検査などを行うこともあります。